日本自動車教育振興財団、カーシェアリングと若者のクルマ利用を調査

2013年09月15日

 日本自動車教育振興財団は、カーシェアリングと若者のクルマ利用について調査した。カーシェアリング利用者の年代別構成をみると、20・30代の若者が全体の約6割を占めており、クルマ保有層に比べて若者の利用が多いのが特徴となっている。一方で、現在カーシェアリングは、借りたステーションに返却しなくてはならず、短距離移動が主な利用目的となっているカーシェアリングの特徴を考えれば、借りたステーションとは別のステーションへの乗り捨てが可能になれば、その利用はさらに増えるのではないかと指摘している。

 道路運送車両法や自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)で保管場所(車庫)を変更した場合には15日以内に届け出をしなければならないと規定されており、乗り捨てはできない。レンタカーでは乗り捨てが認められているが、これはレンタカー会社が登録された元の営業所に戻すという前提があるためで、無人のカーシェアリングでは難しい状況となっている。

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